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【個別銘柄】:スタンレー、マクロミル、自動車、マルハ、大手銀行

午前の主な売買銘柄の終値は次の通り。

スタンレー電気(6923):82円(4.0%)安の1978円と5営業日続落。27日発表し た同社決算が市場の期待を下回ったため、失望売りを誘っている。

マルハ(1333):14円(9.2%)高の166円と高い。鳥インフルエンザの発生でタ イ産に引き続き中国産鶏肉の輸入も一時停止されたことから、魚など水産物への代替需 要に期待が広がった。日本水産(1332)も9円(3.6%)高の260円となっている。

船井電機(6839):290円(2.1%)高の1万3990円と6営業日ぶりに反発。目新 しい材料はないが、5日間で8%以上売られた反動で買われているもよう。市場が拡大 期に入ったばかりのデジタル家電の先行銘柄とみられている松下電器産業やシャープが 昨年末から大幅上昇してきたのに対し、船井電機は成熟市場で低コスト生産により収益 を上げる事業モデルが柱との見方から売られてきた。

キヤノン(7751):150円(2.8%)高の5550円と2003年11月以来の5500円台を 回復した。米国市場での株価下落や円高進行を嫌気して輸出株主導でこの日の東京株式 相場が下落するなか、デジタル家電業界の勝ち組との見方から内外機関投資家の幅広い 買いを集めている。

マクロミル(3730):東証マザーズに新規上場した。公募価格70万円で差し引き 1840株の買い注文を集め、買い気配で始まり、110万円の買い気配のまま、午前取引を 終えた。

ブレインナビ(2388):大証ヘラクレスのグロース市場に新規上場した。取引開始 直後から、上場株式数の2570株(公募1000株、売り出し1570株)を上回る4000株以 上の買い注文が入っており、買い気配値を切り上げている。公募・売り出し価格は10万 3000円で、午前は15万8000円の買い気配のまま取引を終えた。

自動車株:日産自動車(7201)が13円(1.1%)安の1160円、ホンダ(7267)が 60円(1.3%)安の4420円、マツダ(7261)が前日と同じ306円、三菱自動車工業 (7211)が4円(1.5%)安の264円と全般的に安い。為替相場が1ドル=105円台半ば と2000年9月以来の円高を記録しており、円高進行による収益悪化懸念が広がっている。 その中で、トヨタ自動車(7203)は10円(0.3%)高の3550円。

大手銀行株:住友信託銀行(8403)が7円(1.2%)安の594円、三井トラスト・ホ ールディングス(8309)は6円(1.0%)安の575円と大手銀行グループ株が総じて小幅 安となっている。住友信託や三井トラストは27日、2003年度の第3四半期(10-12 月)財務状況を発表し、不良債権残高が大幅に減少したが、株価は反応していない。ま た、金融庁は、2004年3月期も主要行に特別検査を実施し、融資先の再建計画に関して 妥当性を検証する方針を表明しており、検証の厳格さによっては、これが懸念材料にな るかもしれない、との見方も出ている。

日本電産(6594)、ミネベア(6479):日本電産が300円(2.8%)安の1万560円、 ミネベアが11円(2.2%)安の500円と安い。先週来の米HDDメーカーの決算発表で 1-3月はHDDの出荷が落ち込むとの見通しが明らかになったことから、モーターも 需要調整が入るとの見方が広まった。

モスフードサービス(8153):6円(0.6%)安の1004円と反落。株価は昨日まで 6営業日連続で上昇していた。

造船重機:三菱重工業(7011)が6円(1.9%)安の311円、石川島播磨重工業 (7013)が5円(3.3%)安の145円、住友重機械工業(6302)も5円(2.0%)安の 242円など重機・造船メーカーの株価が連日安。円高進行を嫌気して、投資資金が流出 しているようだ。

日立国際電気(6756):23円(2.9%)高の823円と高い。円高懸念で相場全体が ほぼ全面安のなか、通期予想の上方修正が好感され逆行高となっている。

半導体製造装置関連:アドバンテスト(6857)が410円(4.5%)安の8810円、東 京エレクトロン(8035)が300円(3.9%)安の7380円、ニコン(7731)が60円 (3.6%)安の1591円など半導体製造装置関連銘柄が軒並み安。前日の米国株式市場で 半導体製造装置関連株が下落したことや、円高進行が嫌気された。アドバンテストは前 日に通期の業績予想を上方修正したものの、予想の範囲内との見方から、これを好感し た買いは入りにくい状況となっている。

ヤクルト本社(2267):62円(3.5%)安の1689円で、9営業日ぶりに反落してい る。同社は27日に第3四半期決算を発表したが、単体決算を見ると、乳酸品、化粧品が 堅調だったものの、清涼飲料と医薬品が不振で、売上高が前年同期比4.3%減と低迷し た。市場では売りが先行する展開となっている。

吉野家ディー・アンド・シー(9861):2000円(1.3%)安の15万2000円と4日続落。 米国産牛肉の禁輸で、モスフードサービスが牛肉を使ったバーガーの販売を停止するこ とを決定するなど禁輸措置の長期化に懸念が広がっているようだ。

NECエレクトロニクス(6723):320円(4.1%)安の7510円と続落。前日発表 した決算内容は織り込み済みとの見方から、円高懸念で電機がほぼ全面安のなかで下げ 幅が目立っている。

トプコン(7732):96円(10%)高の1046円と大幅続伸。午前の取引では東証1 部の上昇率3位となった。同社が手掛ける半導体、液晶用の製造検査装置、測量機器な どが好調に推移し、来期以降も業績拡大が続くとの見方が広がっている。電機や精密機 器セクターの他社との比較で、PER(株価収益率)面から評価余地があるとし、新光 証券は28日付で、新規にトプコンの投資判断を5段階評価中、最上位の「1(今後6カ 月間にTOPIXに対して10%超上回ると予想)」に設定した。

--* 東京 桜井 勉 Tsutomu Sakurai (813)3201-3556

tsakurai1@bloomberg.net Editor:Ushiroyama

スタンレー電気 6923 JP <Equity> CN

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