SCN:業績予想の赤字幅縮小へ-減収ながら税還付とコスト抑制で

ソニー子会社でインターネット接続サービス 「So-net(ソネット)」を運営しているソニーコミュニケーションネットワーク(S CN)は27日、2004年3月期の連結純損失が3億円と、従来予想の6億円の半分に とどまる見通しだと発表した。会員獲得費用が想定を下回るほか、損失に対する法人税 の払い戻しが見込まれることなどが、赤字幅縮小に寄与する。

連結売上高は会員数が230万人と、計画に10万人届かず、従来予想を3.9%下 回る385億円にとどまる見通し。前期比でも0.8%の減収に転じる。営業損益は会員 獲得費用の減少で、15億円の赤字から12億円の赤字に改善するとみているが、前期 比では4億7200万円の黒字から、大幅悪化となる。

同時に発表した第3四半期(10-12月)決算によると、連結純利益は法人税な ど1億6200万円の払い戻しが発生したことにより、前年同期比45%増の2億9200 万円となった。一方、売上高は同3.5%減の95億9000万円に減少。主力の接続サー ビスが、無料キャンペーンの影響や使用時間に応じて課金できるサービスの会員数が減 ったことで減収となったため。

12月末のSo-net会員数は03年3月末比横ばいの230万人。うちADSL (非対称デジタル加入者接続線)など定額制のブロードバンドサービスの会員数は10 万人増え、52万人となった。

SCNの株価終値は前日比10円(1.4%)安の720円、ソニーは同30円 (0.7%)安の4330円。

--*東京 鈴木 恭子 Kyoko Suzuki(813)3201-8868 ksuzuki3@bloomberg.net Editor:Okubo

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