英ARM10-12月期決算:ほぼ倍の増益、コスト削減と需要増で(2)

世界の携帯電話用半導体の約3分の2を設 計する英ARMホールディングスが27日発表した2003年第4四半期(10-12 月)決算は、コスト削減と需要増が奏効し、前年同期ほぼ2倍の増益となった。

同社の発表資料によると、純利益は597万ポンド(約11億5000万円、1株 当たり0.6ペンス)と、前年同期の360万ポンド(同0.4ペンス)を上回った。 売上高は5.3%増の3400万ポンドだった。ARMは同社初の年間配当となる1 株当たり0.6ペンスの支払いを実施する予定。

ARMは同資料の中で、「半導体業界の活動水準と最近の業界データは、取 引状況が以前よりも良好であるともに、2004年の見通し改善を示している」と 指摘。

同社設計の半導体は、携帯電話メーカー最大手であるフィンランドのノキア の携帯電話端末や任天堂のゲーム機などに使われている。半導体業界が過去最悪 期を脱した兆候が見えるなか、ARMは新規需要開拓のためアジアと米国市場に 目を向けている。

市場調査会社IDCによれば、今年の全世界の半導体売上高は前年比18% 増の1888億ドル(約20兆円)と、伸び率は2000年以来で最大になる見通し。

--* ロンドン Angus Whitley ジュネーブ 蒲原桂子 Keiko Kambara

(41) (22) 317-9233 kkambara@bloomberg.net Editor:Sakihama / Okochi

原題:ARM to Pay First Dividend After Fourth-Quarter Profit Soars (抜粋)

ARM LN <Equity>

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