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NTTデータ株は小幅高:米国株高値で買い-システム障害消化難(2)

前日に障害を起こした金融機関の現金自動 預払機(ATM)、現金支払機(CD)接続システムを作成したNTTデータの 株価は小幅上昇、一時前日比で1%強高くなっている。システムトラブルの原 因や規模が不透明で会社への影響が見極めにくいこともあり、米国株の高値更 新を受けた買い注文がひとまず先行している。

株価は一時前日比5000円(1.2%)高の43万2000円まで上昇している。 午前9時25分現在で同2000円(0.5%)高の42万9000円で取引が進んでいる。 売買高は826株。

NTTデータ株の小幅上昇について市場は「米国株高を受けて、日本株の 主力銘柄に幅広く買い注文が先行している一環」(石川照久・泉証券商品部長) とみている。システム障害については「決して珍しいことではないうえ、いま の段階では原因を含む詳細が明らかでなく、影響は不明」としている。

都市銀行や地方銀行のATMで26日、他行のカードが使えないといった障 害が発生した。この相互接続システム(統合ATMスイッチングサービス)を 作成したのはNTTデータ。午後3時40分ごろには取引が正常になったが、原 因は調査中などと26日夜に発表している。

UFJつばさ証券の岡敬アナリストは、「このトラブルの原因がNTTデ ータ側にあるのか銀行側にあるのか、また事態が短期に終わるか長期化するか といった点が現時点では分からない」と述べた。

そのうえで、前日発表の決算が不振だったNECソフトの株価が下げてい ることから、情報システムで運用を中心として収益面で底堅いNTTデータと いった銘柄に資金が流れている可能性はあると語った。

--*東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno (813)3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor : Okubo

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