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ヤフー:10-12月期純利益87%増、競売や広告堅調-通期上方修正(3)

インターネットのポータル(玄関)サイ ト最大手ヤフーの2003年10-12月期連結純利益は、前年同期に比べて87%増 加した。主力の「競売(オークション)」のほか、「広告」をはじめとする各 事業が堅調だった。通期の利益予想は上方修正した。

東証で21日発表した同期の連結純利益は66億5000万円(前年同期は35 億5000万円)だった。競売、広告が伸びたほか、ブロードバンド(高速大容 量)通信サービス「ヤフーBB」事業も、顧客数の伸びに従ってプロバイダー (ISP)収入が膨らんだ。

純利益の伸び率は高い水準を維持しているが、過去4四半期の増益率 (109%、2倍強)と比較すると伸び悩んでいる。連結営業利益は63%増の 111億円。クレディ・スイス・ファースト・ボストン(CSFB)証券の木村 健太郎アナリストは、営業利益で45%増の98億円を予想していた。

売上高は55%増の201億円になった。過去4四半期の増収率も63%で、 売上高と収益ともにここにきて足踏み状態になっている。

通期予想を上方修正

第3四半期業績を受けて、通期(2004年3月期)予想を上方修正した。連 結純利益は232億-240億円(従来予想220億-226億円)で、予想中間値で みて前期比95%増を見込む。売上高は同60%増の735億-755億円(同710億 -730億円)に見通しを引き上げた。従来予想比では利益が6%程度、売上高 で3%強の上乗せになる。ヤフーは今期の中間決算を発表した昨年10月に初 めて通期の収益予想を明らかにしていた。

東証で記者会見したヤフーの井上雅博社長は、業績上方修正について「競 売が成長に貢献するほか、広告の伸びも予想以上になる見込み」と述べた。

とはいえ前期の増益率は106%、増収率は88%で、収益の伸び率は通期決 算でみても低下している。井上社長は会見で「業界で一番になっていないサー ビスを一番にしたい」と語り、「ショッピング」(オンラインショッピングサ イトの提供)や「掲示板」サービスを具体例として挙げた。

ヤフーの株価終値は、前日比3万円(1.9%)安の153万円。

--*東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno (813)3201-8841

鈴木 恭子 Kyoko Suzuki e.ueno@bloomberg.net Editor :Okubo

企業ニュース:JBN18

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