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ドコモ株が上昇:電機株から資金移動-AT&Tワイヤレス報道も(2)

携帯電話国内首位のNTTドコモの株価が 上昇、一時前日比で5%以上も高くなった。一部のハイテク株から通信株に投 資家の資金がシフトするなか、業界最大手のドコモが買い進まれている。また、 ドコモ出資会社で米携帯電話3位のAT&Tワイヤレスに同業のシンギュラ ー・ワイヤレスが買収を提案しているとの報道も出ている。

株価は一時前日比1万2000円(5.2%)高の24万4000円まで上昇した。 1月14日(24万6000円)以来1週間ぶりの高値になる。午前終値は同9000円 (3.9%)高の24万1000円。売買代金は260億円と東証1部2位。

ドコモ株の上昇について市場は「ハイテク株を売って通信関連株を買う動 きの一環」(中西文行・SMBCフレンド証券投資情報部部長)とみている。中 西氏は「1月は例年、外国人による資金配分のための日本株買いが入り、業界 の巨人で流動性も高いドコモに投資が集まっている可能性もある」と指摘した。

また、関係者によると、米地域電話会社SBCコミュニケーションズとベ ルサウス(2社はシンギュラーの親会社)は20日(米国時間)、AT&Tワイ ヤレスを総額270億ドル(約2兆8885億円)で買収する案を提示した。この案 件は先週後半から報じられていた。

アイエヌジー証券の早川仁・調査部アナリストは、「すでに報じられていた ことであり、この日の株価との直接の関係は少ないだろう」と前置きしたうえ で、「シンギュラーがAT&Tワイヤレスを買収、ドコモがシンギュラーと関係 を築けたと仮定した場合、国際iモードとW-CDMAの北米展開というドコ モの国際戦略にブレがないことが確認できる」と評価した。

--*東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno (813)3201-8841

鈴木 恭子 Kyoko Suzuki e.ueno@bloomberg.net Editor :Okubo

企業ニュース:JBN18

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