米ゴールドマンなど、メッサー売却で利益-未公開株投資復活の先駆か

事情に詳しい関係者が20日語ったところに よると、米証券のゴールドマン・サックス・グループと保険の独アリアンツは、 ドイツの工業ガスメーカー、メッサー・グリースハイムの持ち分を業界最大手、 仏エア・リキードに売却したことで、メッサーに投資した計5億ドルを2倍に して回収した。同案件は、未公開株(プライベートエクイティ)投資の収益回 復の先駆けとなるかもしれない。

アリアンツ、ゴールドマンとメッサー一族は20日、メッサー株の約3分の 2を26億8000万ユーロ(約3600億円)でエア・リキードに売却することで合 意した。アリアンツ、ゴールドマンは残りの持ち分もメッサー一族に売却する。

2003年3月まで3年にわたって株価が下落するなか、株式への需要や企業 の合併意欲が後退し、投資会社は投資先企業の売却や新規株式公開(IPO) によって利益を上げる道が狭まっていた。

未公開株投資会社オルトアセット(ロンドン)の調査責任者クリス・ダビ ソン氏は「この規模の案件は過去数年みられなかった。非常に明るい兆候だ」 として、「投資資産を抱え、環境改善を待っていた投資会社にとっては朗報だ」 と話している。

投資会社は、投資ファンドが持つ現金と買収先企業を担保とした借り入れ で買収資金を賄う。

--* ロンドン Michael Rothschild、Julia Werdigier 東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita (81)(3) 3201-8394 akinoshita2@bloomberg.net     Editor:Kobari

原題:Goldman, Allianz Sale Heralds Private-Equity Rebound (Update1) (抜粋)

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