ダイハツ:04年世界生産15%増-10年に販売120万台へ(4)

トヨタ自動車グループのダイハツ工業が19 日発表した2004年(1-12月)の事業計画によると、国内、海外を合わせた世 界生産は前年比15%増の100万2000台を見込んでいる。国内で小型車の新型車 投入を計画するとともにトヨタからの受託生産がほぼ倍増するほか、海外ではイ ンドネシアでトヨタとの共同開発車の生産が1月から始まることで2ケタの伸び を計画している。

国内生産は同10%増の79万2000台。主力の軽自動車の国内販売で、去年 11月に発売した新型乗用車「タント」の効果などにより1.0%増の54万台を見 込んでいるほか、小型車も新型乗用車を投入し、2.1倍の2万台の販売を計画し ている。また、トヨタからの受託生産が90%増の14万8000台と大幅に増える ことも国内生産の増加に寄与する。山田隆哉社長は都内での会見で、ほぼ倍増す るトヨタからの受託生産について「現在請け負っている車種だけでこれだけの伸 び(を実現するの)は難しい」と述べ、新規モデルを投入する方針を示唆した。

また、海外生産は37%増の21万台を計画している。トヨタと共同開発した 小型乗用車「セニア」の生産がインドネシアの生産拠点アストラ・ダイハツ・モ ーターでこのほど始まり、海外生産を押し上げる。

なお、国内販売は3.3%増の56万台で、輸出は7.0%減の7万8000台を計 画している。輸出の減少は、前年に軽自動車「ミラ」の欧州向けが新型車効果で 伸びた反動によるものとしている。

2010年めど世界販売120万台へ

山田社長はまた、長期的な目標として「2010年をめどに国内と海外の販売 を合わせ120万台を目指す」との考えを明らかにした。04年に56万台を計画す る国内販売を6年後には60万台に増やす。また、04年は輸出と海外生産用部品 を合わせた海外販売で21%増の28万8000台を目指しており、これを国内と同 水準の60万台規模まで引き上げる。インドネシアで展開しているトヨタとの共 同開発車や中国の第一汽車グループとの合弁生産などで海外事業を強化する。

一方、2003年の世界生産は前年比4.7%増の87万1300台で、このうち国内 は同6.1%増の71万7900台、生産は4.0%増の15万3400台だった。また、国 内販売は7.4%増の54万1900台、輸出は10%増の8万3800台となった。

ダイハツの株価終値は前週末比変わらずの484円。

--*東京 白木真紀   Maki Shiraki (813)3201-7644

小松 哲也  Tetsuya Komatsu

mshiraki@bloomberg.net Editor:Hinoki

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