ダイエー:12月売上高7%減、暖冬で衣料品苦戦-年末まとめ買い縮小

経営再建中の大手スーパー、ダイエーは 15日、2003年12月の既存店売上高が前年同月比7%減だったと発表した。平 年と比べて気温が高い日が多かったことから冬物衣料品が不振だったほか、正 月用の食料品などを年末にまとめ買いする傾向が少なくなったため。前年12 月と比べて日曜日が1日減ったことも影響した。

ダイエーによると、衣料品は同10%減、住居関連品は同9%減、食料品は 同4%減だった。

同社IR広報部の佐野充氏は「冬らしい寒い日もなく暖冬傾向で衣料品が 苦戦したことや、元旦に営業する店が増えていることから年末のまとめ買いが 縮小している」と説明した。年末まとめ買いの縮小については、食料品に影響 が出たほか下着なども減っているという。

ただ、9-12月の累計では「前年を上回って推移している」(同氏)とし ている。

このほか、同日までにブルームバーグ・ニュースがまとめたスーパー各社 の12月売上高は、イオンが同2.1%減、ユニーは同3.3%減だった。

イオンは食料品部門が同0.9%減にとどまったが、衣料品などを総合的に 扱うGMS部門が同4.2%減った。ユニーも衣料品が同2.4%減、住居関連品 は同4.6%減、食料品は同3.1%減といずれも振るわなかった。ただ、11月の 2ケタ減少と比べると改善。同社では「11月に売れるべき物が売れず、12月 にずれ込んだ」(広報室の嶋村恵司氏)と分析している。ユニーでも「元旦営 業の影響で年末の買いだめ傾向が少なくなってきている」(同氏)という。

イトーヨーカ堂と西友は、この日までに既存店売上高を公表していない。

ダイエーの株価終値は前日比3円(1.38%)安の215円、イオンは同30 円(0.85%)安の3480円、ユニーは同22円(1.92%)高の1166円。

--*東京 堤 紀子 Noriko Tsutsumi (813)3201-8950 ntsutsumi@bloomberg.net Editor:Okimoto

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