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スミス・バーニーのショー氏、米国株の上昇相場は下期に終了へ

スミス・バーニーのアナリスト、アラン・ ショー氏(65)は、2003年12月にダウ工業株30種平均が1万ドルを回復した とき、微笑みは浮かべたものの、お祝い気分ではなかった。

ダウが初めて1万ドルを超えた1999年3月29日にもニューヨーク証券取 引所(NYSE)のフロアに立っていたウォール街のベテランの同氏は、米国 株の上昇相場は恐らく2004年下期(7-12月)中に終わりを迎えるとみている。

昨年、インスティチューショナル・インベスター誌のテクニカルアナリス ト1位に選ばれた同氏は「歴史の本が間違っていない限り、人が一生のうちに 出会う大型の強気相場は1回だけだ」と語る。

同氏にとっての強気相場は1982-1999年だった。現在の上昇は、長期にわ たる弱気相場のなかの一部に過ぎない。同氏は先週、テクニカルアナリストの 団体、マーケット・テクニシャンズ・アソシエーションの総会でこのような見 方を示した。

メリルリンチの主任米国ストラテジスト、リチャード・バーンスタイン氏 など複数の会議出席者も、ショー氏と同様、株価上昇が下期に止まるとみてい る。

ショー氏は、現在の上昇は、弱気相場のなかで株価が100や1000の節目を 超えた後に上昇する「循環的上昇」の1つだとみている。同氏が、過去におけ るこのような節目の前後での相場の動きを基に行ったシミュレーションでは、 ダウは2008年に6000ドル前後まで下落するという結果が出たという。

とは言っても、ショー氏や他の会議出席者らは現在の株価上昇がまだしば らくは続き、適切に投資すれば向こう5年間は株式投資でプラスの収益を上げ ることができるという意見で一致した。

ショー氏は、アルミメーカーの米アルコアやニッケル鉱山会社のカナダの インコなど、素材株を推奨。また複写機メーカーの米ゼロックス株は2倍にな る可能性があると予想している。

--* ニューヨーク John Melloy 東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita (81)(3) 3201-8394 akinoshita2@bloomberg.net    Editor:Kobari

原題:Smith Barney's Shaw Sees U.S. Stock Rally Ending in Second Half(抜 粋)

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