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欧州委員会:法的措置を「真剣に検討」-独仏の財政赤字容認で

欧州連合(EU)の行政執行機関である 欧州委員会は7日、ドイツとフランス両国の上限を上回る財政赤字を容認し たことに関し、EU加盟各国の政府に対する法的措置を「真剣に検討する」方 針であることを明らかにした。ペドロ・ソルベス委員(経済通貨問題担当) が述べたもの。

EU加盟の各国政府は昨年11月25日、独仏両国の財政赤字について、 EUで定めた上限である国内総生産(GDP)の3%を2004年に3年連続 して超えることを容認したが、EUの法律専門家は、これはEUの法律違反 に当たると判断した。財政赤字の上限を超えた国に対しては、GDPの最高

0.5%が罰金として科せられる可能性がある。

ソルベス委員はブリュッセルでの記者会見で、EUの各国政府は独仏両 国の財政赤字削減を求める欧州委員会の要請を無視し、「経済的問題や欧州 委員会の要請の本質について議論を戦わせることはなかった」と述べる一方、 「予算を将来監視する枠組みをはっきりさせるためにも、欧州裁判所の判決 は有益なものになろう。従って、欧州委員会は真剣に提訴を検討する」と強 調した。

スペインとオランダ、オーストリア、フィンランドの4カ国は、独仏両 国の財政赤字容認に反対したものの、それを覆すだけの支持を得られなかっ た。

--*ブリュッセル Jennifer M. Freedman and James G. Neuger 東京 笠原 文彦 Fumihiko Kasahara (81)(3)3201-3761 fkasahara@bloomberg.net Editor: Okochi

PEDRO SOLBES MIRA

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