コンテンツにスキップする

ソフトバンク株が大幅高:CSFB投資判断上げ-急落前の水準を回復

ソフトバンクの株価が大幅に上昇、一時前日 日で8%近く高くなり、多額の増資を発表して急落した前の水準を回復した。 日本株全体が堅調に推移しているうえ、この日はクレディ・スイス・ファース ト・ボストン証券(CSFB証券)が投資判断を引き上げたこともあり、取引 終了にかけて買い注文が先行した。

株価は一時270円(7.99%)高の3650円まで上昇した。終値は同260円 (7.69%)高の3640円で、値上がり率は東証1部23位。売買代金は669億円 と同首位に膨らんだ。日経平均株価は小幅ながら連日で下げたが、景気回復期 待からここ1カ月は上昇基調で7%以上も上げた。

CSFB証券の木村健太郎アナリストは7日付のリポートで、ソフトバン クの投資判断を「アンダーパフォーム」(向こう12カ月間の株価が同業企業の 平均を10-15%下回る)から「ニュートラル」(同、上下10%内に収まる)に 引き上げた。

計1987億円の増資による1株当たり価値の希薄化で目標株価は3600円か ら3400円に引き下げたが、増資発表などを受けた株価下落は過剰反応気味とし て評価を上げた。

ソフトバンクの株価は、最大で2300億円の増資実施を発表した昨年12月 11日以後、ストップ安(値幅制限いっぱいの下落)を含めて一時2770円まで急 落した。その後は金額が1987億円に確定したことなどで上昇に転じ、この日ま での上げで増資発表日の水準を回復した。

また、ソフトバンクをめぐっては6日、増資の主幹事である野村インター ナショナルがリパッケージ債を発行するための特定目的会社(SPC)を通じ て、転換社債(CB)の全額1500億円を取得、買い取ったCBを裏付け資産と して社債を発行して投資家に販売することが明らかになっている。この仕組み では、CBの社債部分と新株引き受け権の部分が分けて扱われる。

--*東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno (813)3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor :Okubo

企業ニュース:JBN18

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE