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NTT、JT株が午後下げ幅拡大:財務省が保有株売却再開と報道(2)

NTTとJT(日本たばこ産業)の株価が午 後の取引で下げ幅を拡大している。前日に比べてNTTは4%以上、JTも3% 以上も下落した。日経新聞(電子版)がこの2社の株式売却を政府が来年度に 再開する方針と報じたことを受けて、一段と売り注文が膨らんだ。

NTT株は一時前日比2万4000円(4.5%)安の51万2000円まで下落し た。午後2時40分現在でも同じ価格で取引が進んでいる。JT株も一時2万8000 円(3.5%)安の76万2000円まで値を下げ、午後2時40分現在で同2万5000 円(3.2%)安の76万5000円で取引されている。2社の株価は午前の取引では、 いずれも前日をやや下回る水準での小動きとなっていた。

7日付の日経新聞(電子版)は取材源を明らかにしない形で、財務省がN TTとJTの保有株売却を2004年度に再開する方針と報道した。株式相場が持 ち直している一方、財政は悪化していることから株式の売却収入を財源に充て るのが狙いとしている。

明治ドレスナー・アセットマネジメントの栗本英昭シニア・ポートフォリ オ・マネジャーはNTTとJT株の下落について、報道を受けたもので、「売っ ているのはディーラー(証券会社の自己売買部門)や個人投資家だろう」と述 べた。同時に、政府保有株放出の時期はある程度予想されており驚きはないと 指摘、「売り手もすぐに買い戻すだろう」と予想した。

日経報道によると、売却株数はNTTが100万株、JTは28万9000株。 財務省はNTT株の売却収入をすでに2004年度予算案に計上しているが、JT 株については盛り込んでいなかったとしている。

--*東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno (813)3201-8841

山崎 朝子 Tomoko Yamazaki e.ueno@bloomberg.net Editor : Okubo

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