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2003年のアジアの株・債券引き受け、ゴールドマンとメリルがリード

日本とオーストラリアを除くアジアの株式・ 債券発行市場規模が昨年、過去最高の780億ドル(約8兆2900億円)に達する なかで、米ゴールドマン・サックス・グループと米メリルリンチが引き受けラ ンキングで他社をリードしたことが7日、ブルームバーグ・データで明らかに なった。両社は中国と台湾で築いた関係を活用し、同市場で2割のシェアを獲 得した。

ブルームバーグ・データによると、ゴールドマンが昨年引き受けた債券、 株式、株式関連商品は78億ドル。メリルリンチは77億ドル。中国銀行などの 発行体企業から得た引き受け手数料は約2億ドルに上った。

ことしの引き受けランキングは、中国でのビジネス獲得がカギを握りそう だ。中国では、国内2位の固定電話会社の中国網絡通信や資産規模で同国3位 の銀行、中国建設銀行の株式公開が予定されており、投資銀行各社は幹事獲得 を目指してしのぎを削っている。

フォーキャストのアジア調査責任者、クレイグ・チャン氏は、「中国はア ジアの投資銀行事業で最も重要な市場だ」と指摘し、「中国政府が売却すると みられる資産の規模はほかに類を見ない。投資家の需要も極めておう盛だ」と 語る。中国政府による1992年以降の国有資産売却額は約600億ドル。今後10 年間ではその規模は倍増する可能性がある。

ブルームバーグ・データによるアジアに引き受けランキングは以下の通り。

順位  企業名          株式     債券     CB       総額

1.    ゴールドマン    3,744     3,771     309       7,824
2.    メリル        3,021     4,183     500       7,704
3.    シティグループ  2,935     3,048     1,433     7,416
4.    HSBC          758     6,373      --       7,131
5.    JPモルガン    2,127     2,678     1,475     6,280
(単位は100万ドル)

--*香港 Paul Scanlon 東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo (81)(3)3201-7499

kshugo@bloomberg.net  Editor:Kakuta

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