米ゴールドマンが過去最大規模起債-市場全体の調達額、1年ぶり高水準

6日の米社債市場では、証券大手の米ゴール ドマン・サックス・グループやモルガン・スタンレー、クレディ・スイス・グ ループ傘下のクレディ・スイス・ファースト・ボストン(CSFB)などが起 債し、調達額は計126億ドル(約1兆3000億円)と、2003年1月23日以来の 高水準となった。

堅調な需要にこたえ、ゴールドマンは起債規模を40億5000万ドルと当初 計画の2倍に引き上げた。ブルームバーグ・データによると、ゴールドマンの 調達額は同社として過去過去最大。市場全体で見ても、昨年11月19日の香港 の複合企業ハチソン・ワンポアによる50億ドルに次ぐ規模だった。モルガン・ スタンレーも調達額を35億ドルと当初計画の20億ドルから引き上げた。

1999年以来で最高ペースの景気拡大が見込まれるなか、調達を急ぐ動きが 見られる。米10年債利回りは5日、1カ月ぶり高水準の4.42%となった。AB Nアムロ・アセット・マネジメント(債券運用資産200億ドル)の運用担当者 トーマス・マーサラー氏は、「金利が低いため、現在は社債発行の好機だ」とし て、投資家の「大半は」金利が「第1四半期(1-3月)に上昇すると予想し ている」と述べた。

投資適格級社債の平均スプレッド(米国債との利回り格差)は92ベーシス ポイント(1ベーシスポイント=0.01%)と、1998年8月以来の低水準(メリ ルリンチ調べ)。マーサラー氏は、投資家が米国債から社債に乗り換えるなかで スプレッドはさらに5-10bp縮小する可能性があるとみている。

今週は、欧州投資銀行が30億ドル、イタリアが20億ドルの起債を計画し ている。

--* ニューヨーク Jennifer Itzenson 東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita (81)(3) 3201-8394 akinoshita2@bloomberg.net Editor:Kakuta

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