2003年の世界の債券発行引き受けで米シティグループが3年連続首位

ブルームバーグがまとめたデータによると、 2003年の自国外で発行された社債と国債の発行引き受けで、米シティグループ がドイツ銀行を抑え3年連続で首位に立った。45年ぶりの低水準にある利回り などを受け、社債発行額は過去最高に達した。

同データによると、自国外で発行されたこれら国際債券の発行手数料は前 年比26%増の73億ドル(約7800億円)。シティグループの手数料収入は約5 億5900万ドルと、ドイツ銀行の4億8500万ドルを上回った。

モルガン・スタンレーの世界債券引き受け業務の共同責任者、マイケル・ ヒーニー氏ら関係者は、ことし欧州での債券販売が増加するとみている。その 一方で、ことしの米債券販売は減少する可能性がある。

国際債券発行引き受けで昨年世界3位だったモルガン・スタンレーのヒー ニー氏は、ことしの「ユーロ建てでの発行額は10%増加するとみている」と語 った。1999年のユーロ導入時に5年債を発行した欧州企業が借り換えを進める ためだ。

その一方で米国企業は、米株式指標が昨年1年間で4年ぶりに上昇したこ とを受け、資金調達手段として債券よりも株式発行に動く可能性が高い。ゼネ ラル・エレクトリック(GE)の生命・住宅ローン保険部門と、グーグル、モ トローラの半導体事業はすべて、株式の新規公開(IPO)を計画している。

国際債券引き受け市場のシェア

引受幹事                 2003年        2002年     2001年
1) シティグループ            8.9%           8.5%       9.3%
2) ドイツ銀行               8.3%           8.1%       8.5%
3) モルガン・スタンレー      5.9%           5.8%       7.0%
4) J.P.モルガン          5.2%           7.0%       7.9%
5) メリルリンチ             5.1%           5.2%       7.1%
6) CSFB*                4.8%           5.3%       5.9%
7) バークレイズ・キャピタル   4.6%           4.3%       3.7%
8) HSBC                  4.4%           3.3%       2.5%
9) UBS                   4.3%           5.0%       5.5%
10) リーマン・ブラザーズ     4.0%           5.2%       4.4%

*CSFBはクレディ・スイス・ファースト・ボストン
期間:2003年1月1日から12月31日まで
ブルームバーグ調査

--*ロンドン Christine Harper 吉崎美帆 Miho Yoshizaki (44) (20) 7073-3636 myoshizaki@bloomberg.net Editor: Okochi

BARC LN <Equity>

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