中国当局:自動車メーカーへの融資抑制を命令か―21世紀経済報道

中国紙、21世紀経済報道は13日、中国 政府が商業銀行に対し、自動車メーカーへの融資を手控えさせる命令を出す可 能性があると報じた。工業生産が急拡大するなか、自動車生産の伸びを抑える ことが目的。当局者の話を基に伝えた。

同紙によると、中国の国家発展計画委員会は早ければ15日にも、商業銀 行による自動車メーカーへの融資や、地方自治体による工場の建設や拡張の停 止を求める命令を発する可能性がある。国家発展計画委員会の当局者はコメン トを控えた。

オートモーティブ・リソーシズ・アジアのマイケル・ダン社長は「中国の 自動車業界への投資は、多過ぎ、早過ぎ、速過ぎだ」と指摘。「政府が介入し なければ、一部メーカーの現在の優位は失われてしまうだろう」と述べた。

規制は、独フォルクスワーゲンや米ゼネラル・モーターズ(GM)と提携 する上海汽車グループなど大手メーカーの利益を保護する一方で、小規模企業 の参入を困難にする可能性がある。

中国は、2年以内にドイツを抜き、自動車生産で米国と日本に次ぐ3位に 浮上する見通し。海外の大手メーカーは市場拡大に期待して200億ドル(約2 兆2000億円)を中国に投資しているとみられる。21世紀経済報道は、中国の 自動車生産能力は2007年までに年間1200万台となり、国内需要の同500万台 を上回る見通しだと報じている。

--* 北京 Le-Min Lim 東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita (81)(3) 3201-8394 akinoshita2@bloomberg.net    Editor:Kobari

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