エネルギー関連銘柄が上昇:円高進行で原料費調達コスト低下に期待

エネルギー関連銘柄の東京電力や東京ガス、新日本 石油株などが上昇した。市場では、円高・ドル安の進行で原料費調達コストの低下につ ながるとの見方から、東電が前日比40円(1.7%)高の2335円と、ほぼ1カ月ぶりに終 値で2300円台を突破した。

コスモ証券エクイティ部の東健一エクイティストラテジストは「円高・ドル安の進 行により、原料費調達コストが低減されるとの円高メリットに期待が高まった」という。 さらに、みずほインベスターズ証券の河内宏文・シニアアナリストは、1円の円高・ド ル安で東電は75億円の営業利益の増加要因につながると指摘したうえで「(エネルギー 関連銘柄に)円高メリットによる連想が働いている」という。さらに、日産自動車やキ ャノンなど輸出関連銘柄が下落したことで、電力やガス銘柄に投資資金が流入するきっ かけとなったと分析する。

東京外国為替市場では、円高・ドル安が進行し、1ドル=107円前半で推移。エネ ルギー関連銘柄では東電のほか、東京ガスが一時、前日比8円(2.1%)高の385円と、 4営業日続伸。東ガスの株価は11月17日以来の380円台回復した。さらに、新日本石 油は同8円(1.5%)高の536円となったほか、コスモ石油や新日鉱ホールディングスも 上昇した。

--*東京 浅野 文重 Fumishige Asano (81)(3)3201-7137 fasano@bloomberg.net Editor:Abe

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