石破防衛長官:石油安定確保で治安回復と復興必要-イラク自衛隊派遣

石破茂防衛庁長官は7日午前、フジテレビ、 NHK、テレビ朝日の討論番組に出演し、「日本は石油の中東地域への依存度が 9割近くと英米など他の主要国と比較しても高い。同地域で安全に石油を確保で きるからこそ豊かな生活が享受できている」として、現地の治安確保・社会イン フラ整備のために自衛隊を派遣する意義を強調した。

自衛隊が派遣される予定地は、「完全に安全な地域というわけではないが、 自衛隊の装備をもって危険を回避しうる。リスクを犯してもやるべきことがあ る」としている。

また、「現地では学校建設や医療機関整備などがテロリストなどによる略奪 で阻害されており、治安の維持と社会インフラの整備は表裏一体」であるため、 日本でイラクの復興を支援できるのは、「テロからの攻撃を防ぐ能力を持ってい る自衛隊しかない」との認識を示した。

派遣時期については、「現地のニーズや(自衛隊の)権限、能力、装備など が十分か把握したうえで判断する」として、明確にしなかった。

同じくフジテレビとテレビ朝日の討論番組に出演した石原慎太郎東京都知事 は、以前「日本軍は強い、敵はせん滅すればよい」として自衛隊のイラク派遣を 主張した真意について、「米軍とともにイラク奥地まで行けということではなく、 社会インフラの建設を阻害するテロリストに対しては攻撃をせよという意味だ」 と解説した。

また、「北朝鮮問題などで米国とのかかわりが重要」として対米協調の一環 として重要との見方を強調した。

--* 東京 竹本 能文 Yoshifumi Takemoto(813)3201-8374 ytakemoto@bloomberg.net Editor : E.Ueno

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