ドコモ社長:新FOMA年明け発売-OSはマイクロソフト排除(3)

移動体通信世界2位、NTTドコモの立川敬二社長 は4日の定例記者会見で、第3世代携帯電話(3G)「FOMA(フォーマ)」新機種 を今月中旬に発表して来年初めに発売すると述べた。

FOMAは現時点で契約数が160万台に達し、目標の年度内200万台達成が確実に なっている。現在主力の2G携帯端末の4000万台以上に比べるとまだ少ないが、ドコモ はFOMAを収益源に育てる方針。このため、2003年をFOMA「ステップの年」、 2004年を「ジャンプの年」として、FOMAに力を入れていく。

立川社長はFOMAについて「2004年度も上期と下期に分けて新端末を投入する」 と述べた。さらに2005年度には通信速度を最大で毎秒14メガ(メガは百万)、実速で 2メガに高めたFOMAを投入する方針だ。

FOMAへの注力から、FOMAと2G携帯について「2006年には同じになる。い ずれも2500万台程度になると思う」と述べた。2006年には契約台数が5000万台に達し ていると予想している。

FOMAのOSについては、基本的に端末メーカーが決めることであると前置きし たうえで、「ドコモとしてはシンビアンとリナックスを推奨する」と述べた。マイクロ ソフトのOSについては、「オープン性が担保できない」といった理由を上げ、「日本 ではシンビアンとリナックスの2社になるだろう」として、実質的にはマイクロソフト 排除する意向を示した。

また、KDDIがauブランドで始めたデータ通信の定額制については、「時期尚 早である」と述べた。定額制により公共の電波が占有されることは、国の電波政策とし ても疑問と強調した。

NTTドコモの株価終値は、前日比3000円(1.3%)高の24万3000円。

--*東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno (813)3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor : Okubo

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