コスモ石油海外部長:OPECは来年早々に減産を決定する見通し

コスモ石油の日下部功・海外部長は1日、都 内で会見し、石油輸出国機構(OPEC)は4日の総会でイラクを除く加盟10 カ国の現行生産枠(日量2450万バレル)を据え置き、来年早々に減産を決定す るとの見通しを示した。

OPECは11月1日から日量90万バレル減産し、現行の2450万バレルに 生産枠を引き下げた。ただ、11月以降もアルジェリアなどが超過生産している ため、日下部部長は「日量100万バレル以上の増枠で生産を続けているのが現状」 と指摘。原油価格も高めで推移していることから、4日のOPEC総会では現 行の生産枠順守を徹底させることにとどまると予想する。

そのうえで、国際エネルギー機関(IEA)の世界石油需給見通しなどか ら判断して、非OPECの生産量の伸びが需要の伸びを上回り、供給圧力が高 まるとして「春先以降、日量150万バレル以上の減産を実施しなければ、OPE Cバスケット価格(22-28ドル)の高値圏での推移は難しい」と指摘。そのため、 OPECは「来年早々に第2四半期に向けて減産を決めるのではないか」との見 通しを示した。

ブルームバーグ・データによると、27日のOPECバスケット価格は1バ レル当たり28.39ドルと、OPECが目標価格帯としている上限の28ドルを上 回っている。

--*東京 鈴木 偉知郎 Ichiro Suzuki (81)(3)3201-8594 isuzuki@bloomberg.net Editor:Abe

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