香港ハチソン・ワンポア、起債額50億ドルに引き上げ-需要おう盛で

香港の有力資産家、李嘉誠氏が率いる複合 企業ハチソン・ワンポアは、投資家の需要に対応し、グローバル債の発行額を 当初予定の30億ドル(約3240億円)から50億ドルに引き上げたことが19日、 関係者の話で明らかになった。実現すれば、アジアで最大のグローバル債発行 となる。

起債関係者が匿名を条件に明らかにしたところによると、投資家の申し込 みは予定額の4倍に上ったという。ハチソンは2000年以降、117億ユーロを欧 州の第3世代携帯電話(3G)事業に投資しており、同事業拡大のため、新た に65億ユーロの予算を組んでいる。

同社が発行するのは、期間7年と10年、30年物。3G事業のリスクを考慮 し、利回りは信用格付けが同じ企業の債券よりも高めに設定される。野村イン ターナショナル(香港)の債券アナリスト、ジョン・テン氏は「ハチソンの3 G投資はリスクが高いため、利回りは高くする必要がある」と指摘、「3G事業 に関連するリスクを理由に格下げされる可能性もある」と述べた。

関係者によると、10年物債の利回りは格付けが同等の米企業より約130ベ ーシスポイント高くなる可能性があるという。1ベーシスポイント=0.01%。

--* 香港  Paul Scanlon 東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo  (813)3201-7499

kshugo@bloomberg.net     Editor:Kobari

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