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ドコモ、文化放送:高品質音声ラジオ中継システム開発-FOMA活用

移動体通信国内最大手のNTTドコモとラ ジオ局の文化放送(東京・新宿)は高品質な音声でラジオ中継ができる持ち運 び型のシステムを共同で開発することで合意した。高速通信を実現したドコモ の第3世代携帯電話(3G)「FOMA(フォーマ)」のネットワークを活用し て低コストでのラジオ生中継を可能にする。

ドコモ、文化放送が17日、都内で発表した資料によると、この「FOMA 高品位音声中継システム」は、アナウンサーが肩からぶら下げる形で持ち運び 可能で、FOMAの電波が届く範囲ならば移動しながらでも高品質の音声でラ ジオの生中継ができる。

これまで高品質の音声で中継するには中継車、運転手、技術担当者、アナ ウンサー、ディレクターといった機材、人員が必要だっだ。また、アナウンサ ーが1人で中継する場合は携帯電話を使っており、音質が落ちていた。これに 対して今回のシステムは、音声をデータ(パケット)に変換してFOMAのネ ットワークに乗せることで、高品質なうえコストも安くできる。

文化放送の佐藤重喜社長は記者会見で、「1人でシステムを担いでレポー トできる仕組みであり、念願が実現した」と述べた。そのうえで、コストばか りでなく、「新しいAMラジオ番組、コンテンツの開発にも広がる」とこのシス テムの可能性を強調した。ドコモ、文化放送は来年6月めどにシステムを完成 させ、その後の導入を目指す。国内外の他のラジオ局にも採用を働きかけてい く。

ドコモの株価終値は、前週末比6000円(2.6%)高の23万9000円。

--*東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno (813)3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor :Okubo

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