楽天株ストップ安:信用取引担保換金売り-DLJ買収効果不透明(2)

インターネット仮想商店街「楽天市場」を 運営する楽天の株価がストップ安(値幅制限いっぱいの下落)。先週末に発表し たDLJディレクトSFG証券の買収の評価がみえにくいうえ、日本株が急落 するなかで信用取引の担保に入っているとの見方から換金売りの対象になって いる。

株価はストップ安となる前週末比10万円(19%)安の42万6000円まで下 げた。売り気配で始まり、午後に入って取引が成立、その後もじり安になった。 10月1日(42万5000円)以来1カ月半ぶりの低水準になる。午後2時45分現 在でもストップ安売り気配。値下がり率はジャスダック6位、売買代金は34億 7000万円と同首位。

市場は楽天株の大幅下落について「ソフトバンクをはじめとするネット関 連株が軒並み急落、信用取引の追証(委託保証金の追加差し入れ)が発生して おり、信用取引の担保に入っているとみられる楽天が売られている」(小林治 重・丸和証券調査情報部長)とみている。

14日に発表した300億円を投じるDLJ証券の買収についても、「異色の金 融の世界に進出してくることで、現時点で評価を下すことは難しい」(同)との 見方が出ていることも株価を押し下げている。

ソフトバンク株もストップ安となる500円(13%)安の3500円で売り気配。 日経平均株価は午後2時45分現在で395円8銭(3.9%)安の9771円98銭と 急落している。

--*東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno (813)3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor :Murotani

企業ニュース:JBN18

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