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NTT株は買い気配:決算を評価、コスト削減で「固定電話」が好調

前日に中間決算を発表したNTTの株価が 買い気配。中間決算では増収増益を確保したうえ、通期予想を軒並み上方修正 しており、取引開始から投資家の買い注文が先行している。市場予想以上に固 定電話部門の利益が伸びている。

株価は午前9時6分時点で、前日比1万円(2.2%)高に当たる46万1000 円の買い気配になっている。買い注文は7800万株、売り注文は1900万株で、 取引はまだ成立していない。

市場はNTT株の買い気配について「コスト削減が奏功して固定電話部門 の利益が好調だった。予想はしていたが、マーケットにとってはサプライズだ と思う」(早川仁・アイエヌジー証券アナリスト)とみている。NTTの格付け は「買い」に据え置く意向で、想定株価を55万円としている。

NTTが11日発表した9月中間連結決算は、子会社NTTドコモの売上高 増加で0.8%増とわずかながら増収に転じた。固定電話部門のコスト削減も進め て営業利益は1.6%増、税引き前利益も9.5%増と増益を確保した。

通期(2004年3月期)の業績見通しは連結純利益で前期比約2.5倍の5820 億円(従来予想は4530億円)、税引き前利益は同0.5%増の1兆4120億円(同 1兆2350億円)、売上高は同1.1%増の11兆400億円(同10兆9200億円)。

早川氏は、「通期でも固定電話部門の増加が全体の収益をかさ上げする」と 分析している。

--*東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno (813)3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor : Okubo

企業ニュース:JBN18

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