シンガポール株(終了):続落、ST指数1カ月ぶり安値(2)

シンガポール株式相場は続落。ストレー ト・タイムズ(ST)指数は約1カ月ぶりの安値となった。3億800万ドル (約340億円)相当の新株発行を嫌気しシンガポール最大の船会社ネプチュー ン・オリエント・ラインズが売られた。

ST指数の終値はシンガポール時間午後5時5分現在、前日比43.38ポイ ント(2.5%)安の1698.95と、10月3日以来の安値となった。指数先物(11 月限)は3%下げ1690。

ネプチューン(NOL SP)は35セント(14%)安の2.09シンガポール・ドル。 同社は11日、2億3600万株を1株当たり2.32シンガポール・ドルで発行。発 行価格は7日の終値2.44シンガポール・ドルから4.9%割安となっている。

INGフィナンシャル・マーケッツのアナリスト、ピーター・ウイリアム ソン氏は、新株発行により1株当たり利益が減るためネプチューンは「大きく売 られるだろう」と指摘。ただ同氏はネプチューンの投資判断を「買い」としており、 これについては、「海運業界は堅調で、来年の収益に基づいて株価予想をしてい るため」と述べている。

半導体ファウンドリー(受託生産)世界4位のチャータード・セミコンダ クター・マニュファクチャリング(SCM SP)は18セント(11%)安の1.53シ ンガポール・ドル。欧州第2の半導体メーカー、ドイツのインフィニオン・テ クノロジーズが10日、値下げが業績見通しに影響を与えると明らかにしたこと を受けた。インフィニオンのウルリッヒ・シューマッハ最高経営責任者(CE O)は、パソコン向け半導体需要は2年間の不況から回復しつつあるが「その ことに過度に夢中になるべきではない」と述べている。

--*シンガポール Chan Sue Ling Michele Batchelor 東京 笠原 文彦 Fumihiko Kasahara (81)(3)3201-3761 fkasahara@bloomberg.net Editor:Okochi

NOL SP <EQUITY> SCM SP <EQUITY> IFX GR <EQUITY>

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