自動車株が全面高-米株指標の年初来高値更新と円安を好感

自動車株が全面高。米国でダウ工業株30種 平均など3主要株価指数がそろって年初来高値を更新したことや、前日の外国為 替市場で一時1ドル=111円台まで円安・ドル高に振れたのが好感され、自動車 株など輸出関連株が全般に大幅高となっている。

午前10時10分現在、トヨタ自動車は前週末比260円(8.3%)高の3390円、 ホンダは同210円(4.8%)高の4550円、日産自動車は87円(7.1%)高の 1319円で推移している。

日興コーディアル証券の西広市氏は「米主要株式指標が年初来高値を更新し たことや、朝の東京株式市場で外国人投資家の買いが強かったこと、円ドル相場 が1ドル=108-107円の円高水準で推移するとの見方が後退したことが輸出関 連株の上昇につながった」と分析している。

3日に発表された10月の米ISM景況指数は57.0(前月は53.7)と、2000 年1月以来の高水準となり同国景気回復の力強さを示した。同指数はまた、4カ 月連続で生産活動の拡大と縮小の分かれ目となる50を上回った。このため米国 の株式相場が大幅高となった。また米景気に対する楽観的な見方が強まりドルが 買われ、約1カ月ぶりの円安・ドル高水準となった。こうしたことから、週明け の東京株式市場では自動車株をはじめとする輸出関連株が大幅高となっている。

3日の海外市場では、一時1ドル=111円50銭と約1カ月ぶりの円安・ド ル高となった。東京での取引でも、午前10時現在、1ドル=110円60銭付近。 31日の東京では108円後半の取引だった。

--*東京 竹内カンナ   Kanna Takeuchi (813)3201-8969 ktakeuchi@bloomberg.net Editor:Hinoki

企業ニュース:JBN18

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