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ドコモ:初の中間営業減益、純利益は急拡大-通期純利益上方修正(4)

通信国内最大手NTTドコモの連結中間純利益 は3564億円に急拡大した。携帯電話の新規加入者が順調に伸びたうえ、1契約当たり の平均月間収入(ARPU)も堅調だった。前年の中間純利益は巨額の海外投資損失計 上から41億7000万円に急減していた。

30日東証で発表した9月中間決算によると、中間連結営業利益は前年同期比

7.8%減の5901億円だった。中間期が営業減益になったのは1992年7月の営業開始 以来初めて。端末販売に際する奨励金が膨らんで利益を圧迫した。

中間連結売上高は前年同期比6.4%増の2兆5359億円だった。ARPUは現在 主流のPDC方式のサービスが同1.2%減の8060円。内訳は音声ARPUが同6%減 の6100円、インターネット接続サービスiモードが同17%増の1960円。一方、動 画も送受信可能な第3世代携帯電話(3G)「FOMA(フォーマ)」は同35%増の 1万120円。うち音声ARPUは6650円、データ伝送のパケットARPUは3470 円だった。ドコモは中間期の会社予想を公表していなかった。

7-9月期の純利益は1596億円、売上高は1兆2837億円。7-9月のARP UはPDCが8070円、FOMAが1万430円だった。

2004年3月期通期の連結純利益については、前期比2.9倍増の6210億円と従 来予想(5月発表の6180億円)を上方修正した。ブルームバーグ・ニュースが事前に 調査したアナリストの中央値は6330億円は下回った。同時に連結売上高見通しを同

4.7%増の5兆340億円(従来予想は4兆8990億円)、税引き前利益も同3.7%増 の1兆820億円(同1兆730億円)に、それぞれ引き上げた。営業利益予想は同

3.1%増の1兆900億円に据え置いた。

また、同社は今年度末のFOMA契約数を従来予想の146万から200万契約に 大幅上方修正した。

佐分博信・UFJつばさ証券アナリストはドコモについて、携帯電話が現行世代 から、FOMAへの移行期にあることから、年末のボーナス商戦は苦戦すると予想した。

NTTドコモの株価終値は、前日比4000円(1.7%)安の23万6000円。

--*東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno (813)3201-8841

鈴木 恭子 Kyoko Suzuki

e.ueno@bloomberg.net Editor : Okubo

企業ニュース:JBN18

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