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KDDI社長:周辺事業にも収益源拡大へ-通信はサービス業(2)

移動体通信国内2位のKDDIの小野寺正 社長は都内での講演で21日、「通信事業者はいまや、装置産業からサービス産 業に変わったと思っている」と述べ、一段の収益拡大のためには通信機器製造 会社やコンテンツ(情報の中身)プロバイダーなどと共同で事業を進める必要 が生じるとの見方を示した。

日本の人口が頭打ちになりつつあるなかで、消費財である携帯電話の加入 者の伸びが鈍化しており、通信事業の拡大は限定的になっている。このため顧 客を囲い込むには、要望を先取りする必要があると判断。複雑化する顧客ニー ズに対応するためには、通信事業者単独での取り組みには限界があると受け止 めている。

同社長は、「TCS(トータル・カスタマー・サティスファクション)-顧 客価値創造企業を目指して」というテーマで講演した。このなかで、通信事業 者のビジネスモデルは設備を設置してそれを使ってもらうという形から、顧客 の要求を先取りしてサービスを提供していく形に変化すると予想した。

そのうえで、電気通信事業の市場が17兆円であるのに対して、端末機器や システム事業を含めた市場は120兆円あるとして、端末機器メーカーなどとの 提携を通じて通信事業の周辺分野にも収益源を求める方針を示した。

KDDIの株価終値は、前日比2万円(3.1%)安の62万8000円。

--*東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno(81)(3)3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor : Okubo

企業ニュース:JBN18

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