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ボーダフォン:データ通信料金値下げへ-解約増に歯止め(2)

1日付で社名を旧J-フォンから変更した 国内携帯電話3位ボーダフォンは利用者の解約増加に歯止めをかけるため、デ ータ通信料金を競合他社よりも値下げすることを検討している。ダリル・E・ グリーン社長兼最高経営責任者(CEO)が同日都内での会見で明らかにした。

J-フォンの8月の携帯電話契約者の純増数は5万200台とNTTドコモ の19万台、KDDI18万6600万台に対して伸び悩みが目立っている。グリー ン社長は、「競合他社がデータ通信料金の低価格サービスを打ち出したことで、 解約が増えたのが最大の理由。ブランド・社名変更により、携帯電話の販売店 舗が改装のため一時閉鎖した影響もある」と説明した。

テレビ受信機能付き携帯電話、年末発売

一方、同社長は、J-フォンがカメラ付き携帯やメール機能など他社に先 駆けて新しいサービスを開始してきた点を指摘したうえで、「社名とブランド 名をボーダフォンに変更してもこの伝統を継続していきたい」と述べ、年末に テレビ受信機能付き携帯電話を発売すると正式発表した。端末はNEC製で、 通信方式は現行のPDC方式、通常の地上波アナログ放送に対応している。

3Gでドコモと提携へ-テレビ電話の相互接続で

昨年12月に開始した第3世代(3G)携帯電話サービスで同社長は、 2003年度中に100万人の加入者を獲得するとの当初目標達成は難しいとの認識 を示した。8月末の加入者が7万5100人にとどまっている。

そのうえで、3G利用者拡大のため、通話相手の顔を見ながら話せる「テ レビ電話」サービスで、同社と同じW-CDMA(広帯域符号分割多元接続) 方式を3Gで採用しているNTTドコモと、「一緒にやっていく」と述べ、画 像の送受信を両社の端末でできるような相互接続サービスでの協力を検討して いることを明らかした。

英ボーダフォンの中間持ち株会社であり、ボーダフォンを傘下に持つ日本 テレコムホールディングス(HD)の株価終値は前日比1万1000円(3.3%) 高の34万1000円。

東京 竹本 能文 Yoshifumi Takemoto --* (81)(3)3201-8374 ytakemoto@bloomberg.net Editor:Okubo

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