中国の上海宏力半導体製造:2005年までにIPOで30億ドルを調達へ

江沢民・前中国国家主席の息子が4月に設 立した中国の半導体ファウンドリー(受託生産)、上海宏力半導体製造(GSM C)は16日、生産拡大のため、2005年上期(1-6月)までに、新規株式公開 (IPO)を通じて約30億ドル(約3515億円)を調達する計画を明らかにし た。GSMCは、日本の沖電気工業などと技術提携している。

GSMCのダニエル・ワン最高財務責任者(CFO)はブルームバーグ・ ニュースとの電話インタビューで、調達資金は設備投資や第2工場の建設に充 てる予定だと語った。同社はことし、私募発行により4億ドルの調達も予定し ている。

約1410億ドル規模の世界半導体市場の約3年に及ぶ低迷からの回復を背景 に、GSMCやライバル企業の中芯国際集成電路製造(SMIC)は、資金調 達を加速させている。タウリー・ロー・アジアで6億5000万ドルを運用するデ ービッド・チャップマン氏は、台湾が優勢を誇る半導体ファウンドリー業界に 中国やマレーシアのメーカーが攻勢をかけることにより、供給過剰につながる 恐れがあると指摘。「この業界では統合が必要だ。これは中国が抱える問題の一 つだ」と語った。

台北 Alan Patterson 東京 堀江 広美 Hiromi Horie --*(81)(3)3201-8913 hhorie@bloomberg.net Editor:Kakuta

種類別ニュース:

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE