住公庫:民間の住宅ローン証券化支援、初回主幹事を指名-12月発行

住宅金融公庫は12日、民間金融機関の証券 化支援として、初の起債となる住宅ローン担保証券(RMBS)の共同主幹事 を決定したと発表した。民間金融機関から買い取った債権と公庫の債権を担保 とするRMBSを12月にも発行する。

住宅公庫・市場資金室がブルームバーグ・ニュースに送付したファックス によると、12月債の共同主幹事(アルファベット順)は、クレディスイスファ ーストボストン証券と野村証券。野村証が事務幹事を務める。

住宅公庫はこれまで、自身の保有する住宅ローンを対象に証券化を実施し てきたが、民間債権を混合して証券化するのは、今回が初めてとなる。このた め、投資家説明会を10月10日に東京、14日に大阪、15日に名古屋で開催する。

住宅公庫は10月から民間の住宅ローン債権の買い取りを始める。対象とな る金融機関は、みずほ銀行、UFJ銀行のほか、地銀、信金など計69の金融機 関。2004年3月末までに、合計1万戸、総額2000億円のローンを買い取る計画。

買い取ったローンを担保とするRMBSは、年度内に1500億円発行する予 定。このほかに、住宅公庫自身のローンで、年度内に7000億円のRMBS発行 を計画しており、計8500億円を市場から調達する。

2004年度の発行計画は、前年比3割増の1兆1000億円。2001年度は2000 億円、2002年度は6000億円のRMBSを発行した。また、2004年度以降、民間 金融機関が発行するRMBSの元利払いを保証する業務も開始する予定。

東京    安 真理子 Mariko Yasu Editor:T.Ueno --* myasu@bloomberg.net (03)3201-8377

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