ソフトバンク株が一時今年最高値:売り方買い戻し-証券リポート評価

ADSL(非対称デジタル加入者線)通信 事業国内2位ソフトバンクの株価が一時前日比で5%近く上げて今年に入って の最高値を更新した。日経平均株価の構成銘柄入れ替えをめぐって売り建てて いた投資家が、株価が下がらないことから買い戻しを先行させた。

株価は一時前日比210円(4.8%)高の4630円まで上昇した。9日に付け ていた年初来高値を上回り、2001年6月8日(4650円)以来ほぼ2年3カ月ぶ りの水準に上昇した。午前終値は同40円(0.9%)安の4380円。売買代金は551 億円と東証1部首位。

市場はソフトバンク株の高値更新について「日経平均構成銘柄に採用され なかったにもかかわらず株価が下げず、下落を見込んで売り込んでいた投資家 が買い戻しを急いだ」(小林治重・丸和証券調査情報部長)とみている。

ソフトバンク株は日経平均に採用されるとの思惑から9月に入り上昇基調 を強めていたが、日経新聞は9日発表の銘柄入れ替えでソフトバンクを採用し なかった。これを受けた10日の株価は終値で上昇、この日も一時高値を更新し た。

この2日間の株高局面では、モルガン・スタンレー証券がソフトバンクを 評価するリポートを出したのが背景との見方が多い。モルガン・スタンレー証 券は日本株全体についても買い増しを勧めるリポートを出している。午前の日 経平均株価終値は、前日比242円75銭(2.2%)安の1万613円57銭と大幅下 落。

東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno --* (81)(3)3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor:Okubo

企業ニュース:JBN18

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