ソフトバンク株が下落:平均株価銘柄に採用されず-失望売り先行(2)

ADSL(非対称デジタル加入者線)通信 事業国内2位ソフトバンクの株価が下落、一時前日比で5%以上下げた。日経 平均株価の構成銘柄に採用されるという市場の思惑が外れたため、機関投資家 の買い注文が期待できなくなったとの見方が広がっている。

株価は売り気配で始まり、一時前日比220円(5.1%)安の4140円まで下 落した。午前9時22分現在で同180円(4.1%)安の4180円で取引が進んでい る。値下がり率は東証1部2位、売買代金は184億円と同1位。ブルームバー グ・データによると、前日の米国市場では4.75ドル(12.5%)安の33.25ドル (円換算で3884円)に急落していた。

市場はソフトバンク株の下落について「日経平均に採用されるとの期待か ら買い進まれていた分は失望売りが出ており、3000円台に下落するのは致しか たない」(曽根基晴・UFJつばさ証券アナリスト)とみている。曽根氏はソフ トバンクの格付けを「B」(中立)としている。

日本経済新聞は9日夕、日経平均株価の構成銘柄入れ替えを発表した。持 ち株会社の設立に伴い上場廃止となる日本コムシスを22日付で除外、新設され る持ち株会社コムシスホールディングスを採用する。このほか日揮とコナミを 新規に採用、流動性の観点からハザマと東亜建設工業を除外する。

この日の株価は日揮が買い気配、コナミは上昇、ハザマと東亜建設工業は 小動き。

ADSL加入者数(8月末)はソフトバンクが309万人と単独企業として は国内でトップ。続いてNTT東日本が178万人、NTT西日本が142万人。 NTTグループとしては320万人(NTT分は7月末)になり、ソフトバンク を上回る。

東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno --* (81)(3)3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor:Okubo

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