ソフトバンク株が今年最高値:平均株価採用の期待継続-けい線節抜け

ADSL(非対称デジタル加入者線)通信事 業国内2位ソフトバンクの株価が上昇、一時前日比で5%近く高くなり今年の 最高値を更新した。前日終値でチャート(けい線)の節目を上回り、日経平均 に新規に採用されるといった期待を背景にした投資家の買い注文が続いている。

株価は一時、前日比200円(4.7%)高の4500円まで上げ、3日に付けた年 初来高値(4460円)を上回った。2001年6月以来ほぼ2年3カ月ぶりの水準に なる。午前終値は同120円(2.8%)高の4420円。売買代金は679億円と東証1 部トップ。

ソフトバンク株の上昇について市場は、「チャートのポイントを上回った ことや大和総研のリポート、日経平均採用の期待が重なり、値幅取り狙いの投 資資金が集まっている」(小林治重・丸和証券調査情報部長)とみている。

8日の株価終値は4300円と取引終了段階で今年に入り初めて4000円台を 維持した。4000円はチャート上での上値抵抗線で、この水準を抜けた形になる。 大和総研は5日、ソフトバンクを「買い」とするリポートを出している。

クレディ・スイス・ファースト・ボストン証券の木村健太郎アナリストは、 ソフトバンク株の上昇基調について、日経平均採用の思惑、IP電話のテーマ 性、楽天による「旅の窓口」買収によるネット株のバリュエーション(価値) 上昇――といった理由が複合的に影響しているとみている。

ADSL加入者数(7月末)はソフトバンクが296万人と単独企業として は国内でトップ。続いてNTT東日本が178万人、NTT西日本が142万人。N TTグループとしては320万人になり、ソフトバンクを上回る。

東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno --* (81)(3)3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor:Murotani

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