プライム・ブローカーの手数料:35%低下、競争激化で-ドイツ銀

資産規模で欧州2位の銀行、ドイツ銀行によ ると、ヘッジファンド向けに貸し株や証券売買の執行などファンド運用に必要 な証券業務を手掛けるプライム・ブローカーの手数料は、過去4年間で35%低 下している。競争激化が背景にあるという。

ドイツ銀やスイスのUBSは、プライム・ブローカー業務で先行する米ゴ ールドマン・サックス・グループやモルガン・スタンレーと競合して、6650億 ドル(約78兆円)規模のヘッジファンド業界から業務獲得を図っている。

ドイツ銀のロンドン在勤マネジングディレクター、ハリソン氏によると、 参入増で価格引き下げ競争が起こっている。同氏はブルームバーグ・ニュース のインタビューに答え、「競争があれば利幅は縮小する」と指摘。「それでも、 依然としてうまみのある事業だ」と付け加えた。

ヘッジファンドの数の増加に加え、1つのファンドが複数のプライム・ブ ローカーと取引する傾向によって、延べの顧客数は増えている。半面、ヘッジ ファンド側にとっては価格の比較が可能になり、料金引き下げ圧力につながっ ているという。

業界誌「ユーロヘッジ」の調査によると、プライム・ブローカー業務で最 も多くの顧客(契約ベース)を抱えているのは米ゴールドマン、2位が米モル ガン・スタンレー、3位がドイツ銀となっている。

ロンドン Samantha Lafferty 東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita --* (03) 3201-8394 akinoshita2@bloomberg.net Editor:Kakuta

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