8月新車販売は2.6%減の24万5691台-マツダが13カ月ぶり減(3)

日本自動車販売協会連合会(自販連)が1日 発表した8月の新車(軽自動車を除く)販売台数は、前年同月比2.6%減の24万 5691台となった。マツダが13カ月ぶりにマイナスとなったほか、ホンダ、トヨ タも減少した。

乗用車は前年同月比6.2%減と4カ月ぶりのマイナス。昨年人気の高かった ホンダの「フィット」などが大幅に落ち込んだことによって小型乗用車(同 2000cc以下)が同11%減と5カ月連続のマイナスとなった。

一方、普通乗用車(2000cc超)は同8.8%増の4万9288台と1月からプラ スが続いている。日産自動車の高級セダン「ティアナ」や三菱自動車のミニバン 「グランディス」などが引き続き好調だった。4月分からトヨタ自動車のスポー ツ型多目的車(SUV)「ランドクルーザー プラド」や「ハリアー」の車種を 小型貨物車から普通乗用車に変更したことも影響している。

貨物車合計は同10%増と4カ月連続プラス。うち3トン級以上の普通貨物 車は10月に排ガス規制が強化されるのを前に買い替え需要が高く同74%増と1 月以来の大幅なプラスが続いている。一部のSUVの車種変更によって落ち込ん でいる小型貨物車も2.7%増と2カ月ぶりに前年同期を上回った。

メーカー別でマツダがマイナスとなったのは、昨年8月に新型車が発売され た主力小型車「デミオ」や、5月に発売された中型車「アテンザ」が台数を押し 上げていたことの反動によるもの。一方、トヨタは2カ月連続、ホンダは1月以 来のマイナスが続いている。なかでも小型車「フィット」人気が一服したホンダ は前年同月比25%減と大幅に落ち込んでいる。

一方、富士重工は主力の「レガシー」、また日産自動車はミニバンの「プレ サージュ」の新型車効果で前年同月を上回った。

全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した8月の軽自動車(排気量 660cc以下)販売台数は、前年同月比4.1%減の10万9157台となった。

【8月の各社別新車販売台数(軽自動車除く)】(台数、前年比%)

合  計            245691(▲ 2.6)
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トヨタ自動車       99569(▲ 4.0)
ホンダ             30413(▲24.7)
日産自動車         46973(   5.6)
三菱自動車工業※a.13399(  24.2)
マツダ             16230(▲ 6.0)
スズキ※b.         4076(  22.2)
ダイハツ工業         507(▲48.9)
富士重工業          5052(   8.1)
いすゞ自動車        7271(  69.9)
日野自動車          3856(  56.2)
日産ディーゼル工業  1941(  87.4)
輸入車             16404(▲13.3)


【8月の各社別軽自動車販売台数】(台数、前年比%)

合  計            109157(▲ 4.1)
---------------------------------------
ホンダ             17051(   4.1)
日産自動車          2983(▲11.3)
三菱自動車工業     11698(▲10.7)
マツダ              2948(▲11.8)
スズキ             33782(▲11.0)
ダイハツ工業       32784(   6.0)
富士重工業          7354(▲ 7.7)
スマート              82(▲57.3)
その他               475(▲18.9)

※a.三菱自動車工業には、三菱ふそうトラック・バスを含む。 ※b.スズキには、日本GM含む。

東京 竹内 カンナ Kanna Takeuchi --* 03-3201-8969 ktakeuchi@bloomberg.net Editor:Murotani

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