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石油会社首脳:原油価格は堅調な推移に-OPEC総会を受けて

石油輸出国機構(OPEC)が31日にウィーンで開 催した臨時総会で、加盟国が生産枠を現行の日量2540万バレル(イラクを除く)に据え 置いたことを受けて、日本の石油会社首脳は原油価格の見通しについて、当面堅調に推 移するとのコメントを発表した。

生産枠の据え置きについて、石油連盟の渡文明会長(新日本石油社長)は 「マーケ ットに織り込み済みで、原油価格への影響は少ない」と指摘。そのうえで、OPECが生 産枠を順守する姿勢を示していることや、イラクからの原油輸出の遅れ、米国の原油在 庫が低水準であることから「ドバイ原油は(1バレル当たり)26ドル前後で推移するだ ろう」との見通しを示した。

出光興産の天坊昭彦社長は、米国での原油低在庫に加え「イラクをはじめ、ナイジェ リアやベネズエラの政情に対する心理的要因などが下支えとなり、当面、堅調に推移し ていく」との見方を示した。

ブルームバーグ・データによると、31日のドバイ原油価格は前日比0.42ドル高の

26.88ドル。イラク戦争後の4月の安値から21%上昇した水準にある。

東京 鈴木 偉知郎 Ichiro Suzuki --*(03) 3201-8594 isuzuki@bloomberg.net    Editor:Abe

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