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1-3月期の国内携帯電話販売34%増、4分の3がカメラ付き-米調査

ハイテク専門の調査会社、ガートナー・ジャパ ンが24日発表した報告によると、2003年第1四半期(1-3月)の国内携帯電話販 売台数は前年同期比34%増の1190万台と、2四半期連続で増加した。日本の新年度 入りを前に新規需要が拡大したことに加え、カメラ付き機種の品ぞろえが拡充したため 買い替えが進んだ。

カメラ付き携帯電話の割合は、前年同期の16%から同四半期には75%にまで拡 大。昨年10-12月期の57%と比べても大幅増となった。

メーカー別では、NECが9四半期連続でトップを維持。NTTドコモ向け「N 504iS」が不具合のため1月下旬から約1カ月間販売中止に追い込まれたが、それで も2割以上のシェアを確保した。2位以下は松下電器産業のパナソニック・モバイルコ ミュニケーションズ(シェア18%)、シャープ(同10%)、東芝(10%)、三洋電 機グループ(9.3%)。上位3社のシェアは前年同期とほぼ変わらなかったが、同四半 期中に新型機を2機種発売した東芝は8%からシェアを伸ばした。

カメラ付き携帯電話でも、NECは27%のトップシェアを獲得、初めてシャープ (14%)から首位を奪った。NECは昨年6月に初のカメラ付き端末を投入したばか り。シャープは3月末まで新機種が発売されなかったため、苦戦したとみられている。

ガートナーの光山奈保子主席アナリストは、100万画素級の高画素カメラ付き携 帯電話が登場したことで、メーカー別のシェアはこれまで以上に変動すると分析。また、 海外でもカメラ付き端末の需要が高まりつつあることから、カメラ部品の確保が全体の 端末の供給台数や国内のシェアにも影響を与えるようになるとの見通しを示した。

2003年1-3月期                      02年1-3月期        増加率
メーカー       販売台数   シェア(%)販売台数   シェア(%)(%)
NEC         2,656,300     22.3      1,978,000    22.2     34.3
パナソニック   2,082,300     17.5      1,565,200    17.6     33.0
シャープ       1,214,600     10.2        893,100    10.0     36.0
東芝           1,213,100     10.2        710,300     8.0     70.8
三洋電機グループ 1,110,900      9.3        623,700     7.0     78.1
その他         3,622,000     30.5      3,130,000    35.2     15.7
合計         11,899,200    100.0      8,900,300   100.0     33.7

2003年1-3月期                     02年1-3月期 増加率
メーカー      販売台数  シェア(%)  販売台数  シェア(%)(%)
NEC         2,390,200     27.0           0      0.0        n.a.
シャープ       1,214,300     13.7     841,900     59.6       44.2
パナソニック   1,158,200     13.1      14,400      1.0     7943.0
東芝           1,110,200     12.5      53,400      3.8     1979.0
三洋電機グループ 1,099,800     12.4     378,600     26.8      190.5
その他         1,894,800     21.3     124,600      8.9     1420.7
合計           8,867,500    100.0   1,412,900    100.0      527.6

東京 鈴木 恭子 Kyoko Suzuki --*(03)3201-8868 ksuzuki3@bloomberg.net Editor:Okubo

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