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立川ドコモ社長:FOMA年度内に150万人に-非音声8割目指す(2)

移動体通信国内首位であるNTTドコモの 立川敬二社長は17日、東京都内で講演し、高速通信が可能な第3世代携帯電話 (3G)「FOMA(フォーマ)」の加入者数が年度内に150万人に達すると の見通しを示した。新規端末の導入やサービス拡大で、契約数が増えるとみて いる。

移動体通信の会議「ワイヤレスジャパン2003」(東京ビッグサイト、 16-18日)で立川社長は「FOMAが拓くモバイルマルチメディア社会」とい うテーマで講演した。FOMA加入者は現在約56万人。これが年内に100万人 を超え、来年3月中にはさらに50万人増えると予想した。使用可能地域を順次 拡大し、新規端末導入やサービス強化も続ける。

このサービス分野では特に人と人との音声通信よりも、人と機械(物)、 機械と機械というデータ通信が伸びるとみている。ドコモでは現在、携帯電話 の情報量のうち音声通信が8割、データ通信が2割。立川社長はこの比率を 「2010年には2-3割と8-7割ぐらいにしたい」と述べ、データ(非音声) 比率を最大で8割程度に引き上げる意向を示した。

このデータ通信を含めて携帯電話には将来、様々な機能が加わる。この際 に立川社長は「バッテリーが問題になる。電池の開発が重要である」と語り、 高機能になるに従って伸びる電池消費を供給できるシステムの開発が必要と指 摘した。

そのうえで「燃料電池(FC)に期待している。すみやかに安全で小型の ものができるかだ。2005年くらいにはなんとかなるというメーカーの声もあ る」と述べ、今後の燃料電池の開発に注目する姿勢を示した。燃料電池は燃料 の水素と空気中の酸素を化学反応させて電気を生み出す電池で、自動車ではす でに実用化している。

ドコモの株価終値は、前日比2000円(0.7%)安の27万2000円。

東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno --* (03) 3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor :Okubo

企業ニュース:JBN18

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