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米フィリップ・モリス上訴保証金-控訴裁、見直し命じ一審に差し戻し

米イリノイ州の控訴裁判所は14日、101億 ドル(約1兆2000億円)の賠償金支払いを命じた判決を不服として上訴してい る米アルトリア・グループ傘下のたばこ大手フィリップ・モリスUSAが支払 う保証金について、見直しを命じ審理を一審に差し戻した。

イリノイ州裁判所のバイロン判事は3月に、フィリップ・モリスの保証金 額を68億ドルと、120億ドルから減額する判断を下した。同社は、減額が認め られなければ破たんの恐れがあり、1998年の合意に基づく各州への支払いも滞 ると警告していた。

控訴裁判所が、保証金額を120億ドルに戻すことを求めた原告側の要求を 退け、見直しを求めてバイロン判事に差し戻したことを受けて、アルトリア株 は時間外取引で一時、終値比80セント高の42.76ドルまで上昇した。

控訴裁判所は「保証金の金額、条件、安全性を見直す目的で」差し戻した と説明している。同訴訟は、「ライト」と銘打ったたばこの健康被害でたばこ会 社の責任を問う集団訴訟として初のケース。米最大のたばこ会社であるフィリ ップ・モリスは、賠償額は過剰であり訴訟は根拠がないと主張している。バイ ロン判事は同社に、イリノイ州に対する懲罰的賠償金30億ドルと喫煙者に対す る賠償金71億ドルの支払いを命じている。

ワシントン William McQuillen 東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita --* (03) 3201-8394 akinoshita2@bloomberg.net    Editor:Kobari

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