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ソフトバンク、ヤフー株が下落:米ヤフー株大幅安で-利益確保が先行

ADSL(非対称デジタル加入者線)国内 2位ソフトバンクと子会社ヤフーの株価が連日安。一時前日比で7-10%下が った。米ヤフーの株価が決算発表を受けて大幅に下落したことで、これまでの 値上がり益をいったん確保する売り注文が先行している。

ソフトバンクの株価は一時前日比330円(10.2%)安の2920円まで下げ、 7日ぶりに3000円を割り込んだ。午前9時49分現在は同210円(6.5%)安の 3040円で取引が進んでいる。売買代金は206億円と東証1部首位。ヤフーの株 価も一時16万円(7.8%)安の189万円まで下げた。午前9時49分現在で12 万円(5.9%)安の193万円で取引が進んでいる。

市場はソフトバンク、ヤフー株の下落について「米ヤフー株が下がるとそ の連想で、ソフトバンクとヤフーに利益確定売りが優勢になる」(上野真・大和 総研アナリスト)とみている。米ヤフー株は10日の米国市場で、前日の決算発 表を受けて同2.73ドル(7.7%)安の32.56ドルに下落して取引を終えた。

ソフトバンク、日本のヤフーともに9日まで連日で今年の最高値を更新し ていたことで、利益確定の売りが出やすい環境にあった。

上野アナリストはソフトバンクの株価について、純資産と株式含み益を元 にした株価純資産倍率(PBR)から算出した解散価値から下限を2500円、上 限を3500円と算出している。このため、下値のめどとして2500円を予想して いる。

一方、ヤフーについては来期の収益予想と株価収益率(PER)を元にす ると150万円、今後実現する可能性の高い事業を収益に反映させると194万円 という水準を想定している。このため同アナリストは「ソフトバンクに比べる と株価下落余地は大きくない」と予想している。

東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno --* (03) 3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor:Okubo

企業ニュース:JBN18

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