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C&WIDC:NTT接続料上げで訴訟検討-日本市場「明るい見通し」

通信・インターネット事業を手掛ける英ケー ブル・アンド・ワイヤレス(C&W)の日本拠点、ケーブル・アンド・ワイヤ レスIDC(C&WIDC)は、NTTの通信網を利用するための接続料が引 き上げられることに対し、国を相手取った行政訴訟を検討している。フィル・ グリーン社長が1日の講演で明らかにした。

都内の日本外国特派員協会で講演したC&WIDCのグリーン社長は、N TT接続料がもともと他国の水準に比べて高かったうえ、強い反対意見があっ たなかで政府、総務省が引き上げを決めたと主張、「最終判断は下していないが、 法的措置を起こさない理由は見当たらない」と強調した。

NTT接続料をめぐってはすでにKDDIの小野寺正社長が、有力選択肢 の一つとして行政訴訟を視野に入れていることを表明している。

C&Wが先月発表した前期(2002年4月-03年3月)決算は米国と欧州で 事業再編を進めたことから、赤字が拡大した。これを受けて米国からの順次撤 退と英国事業の強化を表明していた。このなかで日本についてもこれまで、電 話事業からの撤退といった報道が出ていた。

こうした点についてグリーン社長は、日本市場については「明るい見通し を持っている」と述べ、引き続き事業拡大を進める意向を示した。また「これ までに確立した立場を捨てたくはない」と強調、成長が期待できる中国とイン ドに進出する顧客へのサービスを強化する方針も示した。

C&WIDCの前身はトヨタ自動車や伊藤忠商事などの合弁会社である国 際電話会社の国際デジタル通信(IDC)。C&Wが1999年6月に株式公開買 付(TOB)で傘下に収めた。その後C&WIDCは国内の長距離電話に進出 し、インターネット接続などデータ通信事業を拡充している。

東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno --* (03) 3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor :

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