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自動車株が高い、円安好感-三菱自は約5%高、日産は3日続伸

海外売上高比率の高い自動車株全般が上昇。 前日の米国相場が反発したことやドル・円相場が1ドル=119円台半ばと円安基 調となっていることから、好業績期待が高まっている。特に三菱自動車工業は他 社と比べ出遅れ感があることから買いが入りやすく、一時、前日比13円 (4.9%)高の277円と5%近く上昇。成長性が期待されている日産自動車も上 昇が目立ち、同46円(4.2%)高の1134円と3日続伸となっている。

そのほか、トヨタ自動車が一時、70円(2.3%)高の3140円、ホンダが70 (1.6%)高の4540円、マツダは4円(1.4%)高の298円となっている。

ワールド日栄証券投資調査部の藤井知明課長は、自動車株の上昇について、 「相場全体が好転するなか、円安基調も追い風となった。収益性が高く国際競争 力がある自動車関連株の評価は高い」と指摘、「海外投資家を中心に買いが旺盛 となっている」という。

各社の今期業績予想の想定為替レートは、日産自が1ドル=120円、トヨタ は同115円、ホンダが116円、マツダが115円、三菱自は120円。

三菱自の上昇について、大和総研の持丸強志アナリストは、「業績そのもの の先行きはまだ不透明だが、国内販売動向に対する懸念が新車グランディスの好 調で一時的に後退している」と指摘し、「これまで買われてこなかったため、自 動車株における出遅れ銘柄として物色されている」という。日産自については、 「ここ数年の業績変化が際立っており、トヨタ、ホンダと比べてパフォーマンス が高いことから、買われやすい」との見方を示した。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki --* (03)3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net Editor:Hinoki

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