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株主総会:1174社が集中、注目されるりそな-株主の厳しい目一段と

3月期決算企業の株主総会の最大集中日と なる27日は午前10時から1174社(東京証券取引所調べ)が開催する。株価が 低迷する中、経営不振企業や不祥事を起こした企業の経営者に対する株主の目が 厳しさを増している。先週末から東証1部上場企業が開いている今年の株主総会 では、株主の質問が大幅に増えており、長時間化する傾向が出ている。

27日に株主総会を開く企業では、約2兆円の公的資金の注入が決まったり そなホールディングスが注目される。普通株や優先株の発行枠を拡大するための 定款変更などが議案で、株主からは公的資金の注入に至った経緯などについて質 問が集中しそうだ。

今春、増資した三井住友フィナンシャルグループは、増資後に株価下落に見 舞われ、株主から厳しい声が出そうだ。また、統合を白紙撤回した住友化学工業 と三井化学、同じくサミーやナムコとの経営統合が白紙となったセガは株主の経 営責任を問う質問が予想される。

経営統合を計画中の熊谷組と飛島建設、コニカと経営統合するミノルタ、2 期連続の純損失を計上した松下電器産業、三菱電機、固定電話会社の日本テレコ ムの売却が取り沙汰されている日本テレコムホールディングスなども株主の注目 を集めそうだ。このほか、NTT、三菱東京フィナンシャル・グループ、ミレア ホールディングス、武田薬品工業、三共、三菱商事、伊藤忠商事、伊勢丹、旭化 成、味の素、電通、日本郵船、川崎汽船などが開く。

26日までに株主総会を開いた企業のなかでは、株主の質問が相次いだため、 UFJホールディングスが2時間58分(昨年2時間15分)、東京電力が3時間 31分(同2時間51分)、新日本製鉄が2時間15分(同1時間45分)、全日空 が2時間33分(同2時間13分)、トヨタ自動車が2時間8分(同1時間44 分)と昨年に比べて所要時間が長くなる傾向にある。

東京 桜井 勉 Tsutomu Sakurai --* (03)3201-3556 tsakurai1@bloomberg.net Editor:Okimoto/Murotani

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