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ドコモ:台湾での3G携帯の可能性模索-出資先が同業他社と統合交渉

携帯電話国内首位のNTTドコモは24日、 第三世代携帯電話(3G)を台湾で事業展開する可能性を模索していることを 明らかにした。3Gのライセンス申請をいったん取り下げていた台湾の出資企 業が、同業他社と事業統合の話し合いを進めていることが明らかになり、3G 展開の基盤が整う可能性が出てきた。

台湾の携帯電話3位のファー・イーストン・テレコミュニケーションズ(遠 傳電信)は同日、ドコモが出資している同4位のKGテレコミュニケーション ズ(KGテレコム)の買収について話し合っていることを公表した。

ドコモはインターネット接続サービス「iモード」と3Gの台湾での展開を 狙いKGテレコムに21%出資した。うちiモードについては昨年6月に稼働し だが、3Gについては市場が飽和状態になるなかでの過当競争を恐れたKGテ レコムが2001年末にライセンス申請を取り下げていた。

今回KGテレコムとファー・イーストンとの統合が表面化したことで、台 湾での3G展開の可能性が再び浮上してきた。ファー・イーストンとKGテレ コムの交渉についてドコモは、内容については言及できないと断りながらも、 「台湾における3Gの戦略的な展開の可能性について探っている」とEメール でコメントした。

元大京華證券のアナリスト、チャン氏は「合併すれば、巨額に上る3Gの 設備投資面で規模のメリットを享受できるだろう」との見方を示した。ドコモ は今回の買収、統合交渉についてKGテレコムからの正式な報告を待つと同時 に、台湾での3G展開の方法を引き続き模索していく。

ファー・イーストンのKGテレコム買収の交渉については、24日付の台湾 紙、経済日報が先に報じていた。同紙によると、買収額は現金と株式交換で約 300億台湾ドル(約1000億円)、KGテレコム1株当たりの買収価格は17台湾 ドルとしている。

ドコモの株価終値は、前日比9000円(3.3%)安の26万4000円。

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竹内 カンナ Kanna Takeuchi 台北 Koh Chin Ling --* (03) 3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor :Okubo

企業ニュース:JBN18

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