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ソフトバンク孫社長:資金繰り万全強調-ヤフーBBは今月損益均衡

ADSL(非対称デジタル加入者線)事業 国内2位、ソフトバンクの孫正義社長は24日、都内で開催した株主総会後の事 業説明会で、資金繰りには万全の体制を整えていることを強調した。ブロード バンド(高速大容量)インターネット事業への多額投資で前期決算は大幅赤字 に陥ったが、あおぞら銀行株売却などで手持ち資金に問題はないと述べた。

2003年3月末の手元流動性(コミットメントライン未消化など含む)は約 1800億円。ここに4月のUTスターコム株売却による166億円、上期予定のあ おぞら銀株売却による1000億円が加わる。さらにインターネット接続サービス 「ヤフーBB」のモデム(端末)資産流動化で190億円を調達する。これを含 めて上期で3100億円以上の資金があるとしている。

そのうえで孫社長は、この規模なら、今後償還(資金返済)を迎える社債 とブロードバンド投資の資金としては十分と指摘、「株主には安心感を持って ほしい」と繰り返し述べた。

また、「ヤフーBB」について損益分岐点となる課金顧客数200万人が6月 に達成できる見通しを明らかにした。週間ベースでの顧客統計からみて、「200 万人というヤフーBB損益分岐点を今月でほぼ達成できるペースで顧客が伸び ている」としている。ヤフーBBは最初の2、3カ月を無料としているため、 顧客がサービスを導入してからやや遅れて収入が発生する。

この説明会に先立ち、都内の東京国際フォーラムで開催した第23回株主総 会は、1325人の株主が出席して1時間20分(昨年は1500人、1時間14分)で 全議案を可決して終了した。

ソフトバンクの株価は前日比50円(2.7%)安の1810円(午後2時43分)。

東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno --* (03) 3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor :

企業ニュース:JBN18

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