コンテンツにスキップする

KDDI総会:放送事業を追加-小野寺社長「ツーカーいつかは再検討」

国内携帯電話2位のKDDIは24日、定時 株主総会を開催し、放送事業を定款に追加することを含むすべての議案を決議 した。放送事業については、主力の通信と融合させて事業展開することで、収 益拡大を目指す体制を整える。

放送事業は定款に「放送番組の企画、制作及び販売」といった項目を追加 した。KDDIはすでに光ファイバー通信回線を使った放送事業に参入する方 針を明らかにしており、10月にも光回線を使って映画など高画質な映像コンテ ンツ(情報の内容)を配信するサービスを開始する意向だ。

定刻午前10時に品川プリンスホテルで始まった第19回株主総会では、こ の放送事業の定款追加や取締役の選任といった全7議案が可決された。所要時 間は1時間45分(昨年は1時間53分)、出席した株主は400人(同387人)だ った。

株主からは携帯電話ブランドのツーカーの現状と見通しについての質問が あった。ツーカーについては会社側から、3月末時点で306億円の債務超過だ ったが、4月と5月は経常黒字を確保、6月も計画を上回って推移していると の説明があった。

そのうえで小野寺正社長は「ツーカー問題については再検討する時期が当 然くる」と述べ、将来的に事業の在り方を含めて考える意向を表明した。現状 では顧客を携帯電話ブランドのauに移動させた場合、auの投資負担がかさ むうえ、ツーカーの設備処理といったコストがかかるとしている。

KDDIの株価は、前日比2万円(4.1%)安の46万5000円(午後1時56 分現在)。

東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno --* (03) 3201-8841 e.ueno@bloomberg.net Editor :Okubo

企業ニュース:JBN18

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE