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米メリル:上期の世界M&A助言業務で1位-市場は低迷、回復遠そう

証券最大手の米メリルリンチが、2003年上 期の世界のM&A(企業の合併・買収)助言業務で、過去3年間トップだった 米ゴールドマン・サックス・グループとモルガン・スタンレーを抜き1位とな っていることが、ブルームバーグ・データから分かった。ただ、同業務の市場 は少なくても1997年以来の低迷に襲われている。

ブルームバーグがまとめたデータによると、年初来発表済みのM&Aは金 額ベースで前年同時期に比べ17%減の約4650億ドル(約55兆円)。仲介助言業 務を請け負った証券会社の手数料は約30億ドルと、最盛期だった2000年上期 の4分の1にすぎない。

S&P500種株価指数は年初来13%上昇しているものの、投資銀行各社は M&Aは2004年までは回復しないとみている。ロスチャイルド・ノース・アメ リカのロゼンフェルド最高経営責任者(CEO)は「次の会計不祥事や株式相 場の調整がいつ起こるか分からない状態では、M&Aの回復は絵に描いた餅」 と話している。

ブルームバーグ・データによると、上期にメリルが手掛けた案件は金額ベ ースで771億ドル。ゴールドマンは753億ドルで2位、モルガン・スタンレー は487億ドルで7位に後退した。

上位10社は以下の通り。

     会社名                                金額(億ドル)
1)  Merrill Lynch                               771
2)  Goldman Sachs                               753
3)  J.P. Morgan                                 673
4)  Citigroup                                   673
5)  Credit Suisse First Boston                  651
6)  Deutsche Bank                               629
7)  Morgan Stanley                              487
8)  Lazard                                      469
9)  UBS                                         454
10) Lehman Brothers                             400

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