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昭和シェル、岩谷産業:燃料電池車向け液体水素ステーションを開設

石油元売り会社の昭和シェル石油とガス供給商社の 岩谷産業は12日、燃料電池車向けの水素ステーションを東京都江東区有明に共同で開設 した。燃料電池車の普及に向けて政府が進めている水素・燃料電池実証プロジェクト(J HFC) の一環として設立されたもので、同プロジェクトでの5カ所目の水素ステーシ ョンとなる。

新設した「JHFC有明水素ステーション」は、国内初の液体水素ステーション。 液体水素の貯槽量は1万リットル。圧縮水素、液体水素自動車双方への供給が可能であ ることが特徴。政府が建設費や維持・運営費を全額補助する。

JHFCプロジェクトは、自動車メーカーによる燃料電池自動車実証走行研究や異 なる燃料・方式による水素ステーションを並行して運用するなど、燃料電池車の普及に 向けた実証試験を2002年度から3年間にわたって進めるもの。

水素ステーションの建設では、既に3月にコスモ石油が神奈川県横浜市鶴見区で脱 硫ガソリン改質によるもの、4月に新日本石油が横浜市旭区にナフサ改質によるもの、 5月に東京ガスが東京都荒川区に液化石油ガス(LPG)改質によるものなどをそれぞ れ設立している。プロジェクトでは、2003年度中には関東地域で合計9カ所の水素ステ ーションを設立させる計画。

昭和シェル石油の株価は前日比4円(0.5%)高の827円、岩谷産業は同11円 (5.3%)高の220円(午前終値)。

東京 鈴木 偉知郎 Ichiro Suzuki --*(03)3201-8594 isuzuki@bloomberg.net Editor :Abe

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